ゾンビ細胞とは?その弊害とどうしてできるの?除去する方法は?

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ホラー映画でおなじみの「ゾンビ」、そんなゾンビのような細胞がからだの中にあることが最近の研究で明らかにされています。ゾンビのような細胞があるとは、怖いことなので、ゾンビ細胞について、もう少し知りたいと思います。
そこで、
・ゾンビ細胞とは?
・ゾンビ細胞の弊害は?
・どうしてできる?
・ゾンビ細胞を除去するには?

を調べてまとめました

ゾンビのイラスト(空想上の生物)
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ゾンビ細胞とは?

「ゾンビ細胞」とは、
アメリカミネソタ州のメイヨークリニックの最新の研究で発表されたもので、

死ぬことなく増殖し、しかも通常の機能を果さない細胞」で

マウスの脳から発見されて、
しかもそのゾンビ細胞を取り除いたら
マウスの寿命が延びたことも発見されています。

人間でもゾンビ細胞を除去したら、寿命が延びますかね。

でこのゾンビ細胞、
医学的には「老化細胞」と呼ばれてます。

弊害は?

ゾンビ細胞は死なないだけならいいのですが、
周りの細胞にも働きかけて、
周りの細胞もゾンビ化してしまう
まさしくゾンビのような恐ろしい弊害があります。

そしてゾンビ細胞は
・認知症
・動脈硬化

・骨粗鬆症、
・筋力低下、
・シミなど

さまざまな老化現象の原因となっていることが
明らかにされています。

また、
不安やうつ病や色々な神経精神障害との関係
も指摘されています。

ゾンビ細胞は、
高齢になると全身に蓄積して
細胞の老化が促進されるようですよ。

いや~ゾンビ細胞ホントに怖いですね!

どうしてできる?

人間のからだの中では、
傷ついたり古くなってしまった細胞が
日々生まれています。

細胞が傷つくのは、
外部からの衝撃やストレスや菌やウィルスなどが原因です。

細胞が古くなるのは、いわゆる老化!

傷ついたり、老化した細胞、
完全に死んではいないんだけど、
正常の機能を果たしていない細胞です!

これらの傷ついた細胞や古くなった細胞が
除去されれば問題ないのですが、
放置されると「ゾンビ化」します。

除去する方法は?

傷ついた細胞や古くなった細胞が
除去されないとゾンビ化しますが、

その傷ついた細胞や古くなった細胞を
除去し、ゾンビ化を防ぐのは「免疫」です。

免疫には知ってのとおり、
菌やウィルスなど外敵とたたかって取り除く
ガードマンとしての働きがありますが、

もう1つの大切な役割が「掃除屋」としての役割です。

不要になった細胞を掃除して取り除いてくれるのも免疫の働き。

免疫機能が低下すると、
ゾンビ細胞が増えてくるということです。

具体的には、

紫外線などから肌の細胞を守る免疫の⼀つ「ランゲルハンス細胞」。
このランゲルハンス細胞が司令塔となって、ゾンビ細胞を掃除しています。

またその掃除の実行部隊が「マクロファージ」などの免疫細胞です。

この免疫細胞が、細胞内を巡回パトロールして、
細胞がゾンビ化する前に除去してくれれば、
ゾンビ細胞が増えることがなく、
細胞の老化が抑えられます。

◎ゾンビ細胞を除去するには、免疫機能を高めることなんですね!

免疫は、新型コロナウィルスの感染予防だけでなく、老化に関係する
ゾンビ細胞の除去するのにも大切なんですね。

まとめ

ゾンビ細胞とは老化細胞のことで、正常の働きを失っていますが、周りの細胞にも広がり、
老化現象を引き起こすよくない細胞であることがわかってきています。
ゾンビ細胞を除去すると、老化が抑えられます。
ゾンビ細胞を除去するのは「免疫」の働きなので、免疫力を高めることが「ゾンビ細胞」の除去にも大切です。

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