高橋怜子さんは海洋写真家で、世界中の写真家が目標とする最高峰の写真コンテストで
グランプリを受賞しています。驚くのは、その1年前までエンジニアだったということです。
TV番組「セブンルール」に出演されました。
そんな高橋怜子さんの
・学歴や経歴は?
・作品はどこに展示・購入出来る?
が気になったので調べてみました。
学歴や経歴は?
高橋怜子さんは海洋写真家ですが、
もともと海洋写真家を目指していたわけではなくて、
まわりの人達の言葉に触発されて、
自分の好きなことをやっていたら、
いつの間にか海洋写真家になっていて、
しかも最高峰の写真コンテストで
いきなりグランプリを受賞してしまった!
ということで、
自分の生き方の参考になりますね。
そんな高橋怜子さんの学歴や経歴を追ってみました。
高橋怜子さんは、
岩手県大船渡出身で、
高校は「大船渡高校」です。
高校卒業後、
山形大学理学部化学科で化学を学び、
ごく普通に高校教師を目指していました。
大学では硬式テニスサークルで
平凡にキャンパスライフを楽しんでたといいます。
ただ在学中に社会人学生から
「理学部に入ったことで将来の方向性が限られている
と思わなくていい。理学部という枠や日本という枠にも
とらわれないで、やりたいことをもっといろいろ考えた方がいい。」
と言われたことは、今の高橋さんになるひとつのきっかけのことばに
なっていたようです。
大学卒業後は、教師にはならずに
半導体エンジニアとして働き出します。
まだ海洋写真家になる気配はありません。
しかし、会社員時代にはまった高橋さんの趣味が
「ダイビング」でした。
長期休暇には決まって国内外の海に潜りに行っていた
といいます。
一方で、愛犬「ラブ」を飼い始め
愛犬の写真を撮りたいがためにカメラを手にするようになります。
趣味が「ダイビング」と「愛犬の写真」ということで、
海洋写真家の下地がみえてきました。
そのあと、愛犬が亡くなります。
愛犬が亡くなったショックでしばらく写真が撮れなくなりますが、
しばらくして、写真とダイビングの2つの趣味が1つになり、
サメ、マンタ、ギンガメアジなど、
いろいろな海洋生物を撮影するようになっていきます。
でも、プロになろうとはとうてい考えておらず、
せいぜい定年後にはもっと自由に写真をとろうと
考えていたようです。
ところが、ある2つのことが高橋さんの人生を変えます!
・1つは、お世話になっていた会社の先輩を突然亡くしたこと。
・1つは故スティーブ・ジョブス氏のスピーチでした。
「今日が人生最後の日だとしたら、今日やるつもりのことをやりたいだろうか?」
「 答えがノーという日が何日も続けば、何かを変える必要がある」
という言葉。
この2つのことで、
高橋さんは人生には限りがあると痛感して、
本当に好きなことに時間を使いたいと考え
退職を決意します。
当時は、会社でプロジェクトリーダーを任されるほどの立場で
退職までほぼ1年かかったといいます。
でも退職して写真家になろうとはまだ思っていません。
2018年2月の久米島で、
高橋さんがじかに見たいと願っていたザトウクジラの親子に遭遇。
遊び好きの子クジラが近づいてきて、尾やヒレを盛んに動かして見せます。
その特別な瞬間を夢中でカメラに収めた渾身の一枚が、
グランプリを受賞した『MERMAID』。
受賞直後から世界各国のメディアから注目され
海洋生物写真家の高橋怜子さんが誕生した
というわけです。
高橋さん賞を狙って撮影したわけでもなく、
プロの海洋生物写真家になろうと思っていたわけでもなく、
好きなことと夢中でやっていたら、
あっという間に世界の頂点の写真が撮れ
プロになっていた!
見習うべきものがありますね。
実は、私も山形大学卒で、エンジニアをしていましたが、
全く有名ではありませんが、今は好きな道で働いています。
好きなことで生活していくためには、いろいろ”運”もありますが、
何か行動を起こさないことには、運命は変わってこないですね。
まあ、新型コロナのように環境が大きく変わって、
運命が激変することもありますが・・・
作品はどこに展示・購入出来る?
◆高橋さんの写真は、
高橋怜子さんの公式サイトで見られるので是非見てみてください。
公式サイトからは、本格的な写真パネル(10万円位)の購入の
問い合わせもできるようです。
◆高橋さんの素敵な写真は、インスタグラムでも見られます。
◆個展も開かれるようなので、是非行かれてみてください。
日程:2020年9月16日~20日
個展名:”Alice in wondersea”
場所:表参道ピクトリコギャラリー
作品の販売もするようです。
※新型コロナの影響で変更になる可能性もあります。
アマゾンで高橋さんの作品のカレンダーが購入できます。
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まとめ
海洋写真家の高橋怜子さん「学歴や経歴は?」「作品はどこに展示・購入出来る?」を調べてみました。高橋さんはプロの海洋写真家を目指していたわけではありませんでしたが、自分の好きなことをやるために退職して、夢中で写真を撮ったらグランプリを受賞、あれよあれよという間にプロの海洋写真家になってしまった方です。高橋さんのような経歴を知ると、思い切って自分の好きなことを夢中でやるべきだなとつくづく思わされます。その結果はどうなるかわかりませんが。
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