「あさちゃん」や「世界一受けたい授業」などでダイエット方法として紹介された
「まき割りスクワット」ですが、ダイエット以外にもコロナ禍の運動不足解消や免疫力強化などにも効果があります。しかも短時間でできるので、とてもすぐれたスクワット方法です。
そこで、
・「まき割りスクワット」の正しいやり方の動画
・「まき割りスクワット」の効果とその理由
・「まき割りスクワット」の高齢者のやり方
をまとめました。
「まき割りスクワット」の正しいやり方の動画
まき割りスクワットは誰が考えたのかというと
筑波大学の久野譜也教授です。
久野先生は健康健康政策とスポーツ医学を専門に研究されてる先生で
まき割りスクワットは、ダイエット目的だけでなく、
コロナ禍で運動不足になっている人のために
運動不足の解消と運動不足による免疫力低下の解消などにも
効果があり
しかも自宅で簡単に短時間でできるすぐれた方法です。
久野先生自身のまき割りスクワットの解説動画があるのでみてください。
実際やってみると、短時間で簡単な動きですが
結構からだに効きます。
「まき割りスクワット」の効果とその理由
◆筋力アップ
まき割スクワットの運動では、
スクワットで下半身の筋肉を鍛え、薪割り動作で上半身の筋肉を鍛えます。
しかも下半身と上半身の筋肉を同時に鍛えるので、
短時間で自宅でできるエクササイズです。
なかなかこの種の運動って続かないことが多いですが、
まき割スクワットは短時間で簡単にできるので、
とても優れていると思います。
コロナ禍で運動不足になっているからだには、
とてもいいですね!
◆免疫力強化
久野先生が動画で
運動不足になると免疫力が低下すると言ってましたね。
その理由の1つが、運動不足で体温が低下するからです。
運動すると筋肉を使いますが、
筋肉の動きが細胞の中にある「ミトコンドリア」という器官を活性化します。
ミトコンドリアは、ヒトのエネルギーを作り出す器官で
体温を保つためにも大事な器官です。
運動不足になると
このミトコンドリアの働きが低下して
体温を保つ働きも低下し
低体温になってきます。
体温が下がると免疫力が下がることが知られていますが、
まき割スクワットで筋肉を鍛えることは
ミトコンドリアの働きを高めて体温を上げ、
免疫力を強化します。
まき割りスクワットは上半身と下半身の筋肉を同時に鍛え、
全身のミトコンドリアを活性化するので
とても効果的な方法です。
◆ダイエット
まき割りスクワットはもちろんダイエットにも効果がありますが、
その理由は次のとおりです。
ヒトは次の3種類の筋肉をもっています。
赤筋:持久力があって脂肪を燃焼させる。
白筋:瞬発力があって糖質を燃焼させる。
ピンク筋:赤筋・白筋の両方の性質があって、脂肪と糖を燃焼させる。
ダイエットでは、
脂肪と糖を燃焼させるピンク筋を増やすことが効果的ですが
まき割スクワットは、ピンク筋を増やすので
ダイエットにも効果的な方法です。
ダイエットで重要なのは、その名前の通りピンク筋!!
ピンク筋には「脱共役タンパク(UCP-3)」というタンパク質が多く含まれていて
このタンパク質は運動をしている時だけでなく寝ている時も
余分な脂肪や糖を燃焼させてくれる働きがあります。
そのため、
ピンク筋を増やせば増やすほど痩せ体質になり、ダイエットに繋がるというわけです。
「まき割りスクワット」の高齢者のやり方
まき割スクワットは、やってみると若い人でも
けっこうきついです。
筋力が低下している、
膝や腰が悪い、
体力が落ちているなどの高齢者には
ちょっとつらい運動だと思います。
膝や腰が悪くない高齢者でも
無理してまき割スクワットを行うと
そのために膝や腰を痛める可能性もあります。
なので、高齢者の場合のまき割スクワットは
動画にもありましたが、
「イスなどにつかまってスクワットを行う」
それと
「スクワットとは別に、
立った状態またはイスにすわった状態で
まき割の動作を行う」
という高齢者向けのまき割スクワットを行うといいと思います。
まとめ
テレビ番組でも紹介された「まき割スクワット」について、「まき割りスクワットの正しいやり方の動画」「「まき割りスクワットの効果とその理由」「まき割りスクワットの高齢者のやり方」をまとめました。まき割スクワットは筑波大学の久野教授が考えた運動ですが、コロナ禍で運動不足や免疫力が低下している場合にその解消に、ダイエットにももちろん効果的で、自宅で短時間にできて続けられるすぐれた運動方法だと思います。
スクワット体勢はちょっときついけど、まき割動作ってけっこう気持ちいいです。
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