早坂信哉先生は、温泉と健康の関係を医学的に研究している専門のお医者さんです。
温泉の専門医というお医者さんは珍しいと思いますが、どんな経緯でそうなられたのか
興味があります。
そこで早坂信哉先生の
・学歴や経歴は?
・出版本は?
を調べてまとめました。
最後に、早坂信哉先生の入浴5つのポイントの動画があるので是非見てみてください。
学歴と経歴
早坂信哉(はやさかしんや)先生は
1968年、宮城県仙台市に生まれです。
2020年で52歳。
育ちは仙台市の隣の多賀城市です。
小学校、中学校は、多賀城市内の学校です。
多賀城は、海が近いので
小学校の頃は、海で泳いだり、
小川でザリガニを取ったり、
野山でよく遊んでたようです。
中学校は、1学年12クラスもあるマンモス校。
少々風紀が乱れていて、たばこを吸ってる生徒もいたそうです。
先生はもちろん真面目な生徒だったと思います。
部活は吹奏楽部でパーカッションを担当してたとのこと。
先生音楽の興味もあったんですね。
多賀城市は、東日本大震災で
市内の3分の1が津波の被害を受けて、
多くの犠牲者もでています。
ご実家は高台にあって無事でした。
高校は、進学校の「県立仙台第二高校」で
部活は弁論部。
先生は当時から人前で話すのが好きだったんでしょうか。
医者を目指したのは、中学から高校にかけて
人の役に立つ仕事で医者ということを考え始め、
地域医療に関わりたいという思いで、
自治医科大学医学部に進学します。
この大学は地域医療を担う医師を養成しています。
さらにこの大学は、入学金や授業料など全額奨学金制度があって、
卒業後、指定の病院で指定期間働けば、奨学金返済免除
というありがたい制度があります。
早坂先生は、その制度を利用したようで、
親孝行ができたと語っています。
大学時代は、音楽バンド
精神医療の研究会。
旅行サークルなどでも楽しんでいたようです。
医師国家試験に合格して、
最初は国立仙台病院。公立米谷病院で地域医療に携わりますが、
さらに研究を深めたいという思いで、
自治医科大学大学院医学研究科に進学します。
これが先生の温泉入浴と健康に関わるきっかけになります。
大学院の担当教授から研究テーマを求められ
そのころ、
・高齢者の入浴事故の現状が明らかでないこと
・介護の現場でお風呂に入れる温度の判断基準がないこと
などを知って、高齢者の入浴を研究テーマに選んだのが始まりです。
温泉と健康の研究の一部には次のようなことがあるそうです。
・熱海市では温泉を引いている家庭では、降圧剤を内服している者の割合が少ない
・「おんせん県」として名高い大分県では「温泉に入ると夜良く眠れる」の回答が20%
・入浴時間10分以下×温度40℃以下”の「健康手抜き風呂」を実践している人は
約2割で、頭痛や便秘、薄毛、冷え性の悩みも少なかった
・41℃以上の「江戸っ子風呂」の人ほど高血圧という結果も出た。
自治医大大学院を修了後は、
「蔵王の麓の診療所に勤務されてます。
そこは人口2000人、雪深い町で、町内に医者は早坂先生のみ。
高齢者も多く、冬は吹雪の中、往診したり、夜も正月も診療したとのこと
とてもつらかったようでしたが、やりがいもあったと語られています。
その後、
浜松医科大学准教授、
大東文化大学教授 などを経て
現在、東京都市大学人間科学部教授です。
出版本
早坂先生は次のような本を出されています。
入浴と健康に興味がある方は是非読まれるといいと思います。
◆最高の入浴法
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参考レビュー
日本人が、世界で長生きできる要因の一つは入浴で、健康維持のためには、
シャワーよりも入浴が大切とわかりました。
入浴温度は40℃で、全身浴で肩までしっかり浸かるのがいいなど、
最高の入浴方法が書いてあるので、オススメの本です。
◆たった1℃が体を変えるほんとうに健康になる入浴法
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参考レビュー
この本のおかげで風呂嫌いだったのが、毎日欠かさず入浴しています。
入浴温度、入浴時間などたいへん参考になりました。
うだるような暑さの時は、38度くらいのお湯に、クール(メントール入り)入浴剤を
入れて10分くらいの入浴で快適です。
最後に、早坂信哉先生の入浴5つのポイントの動画があるので是非見てみてください。
まとめ
早坂信哉先生の「学歴や経歴は?」「出版本は?」をまとめました。早坂先生は、地域医療に携わるようになり、入浴や温泉と健康との関わりを研究されるようになったんですね。確かに日本人の入浴習慣は免疫を強化したり、からだを清潔にすることにもなるので、
健康にはとても役立っている習慣だと思います。その習慣をより正しく行うことを研究発表されている早坂先生は貴重な先生だと思います。さらなるご活躍をお祈りいたしております。
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