「もくねんさん」って鉛筆の削りかすからできた粘土って、驚きですね。木からできた
粘土ということで木粘(もくねん)にさんをつけて、もくねんさん。TVの「坂上&指原のつぶれない店」や「所さんのお届けモノです」などの番組で紹介されました。ふつうの粘土みたいなべたつきや臭いがなくて、原料が木なので、逆に木のいい臭いがする粘土。これは欲しくなりますね。そこで、
・もくねんさんの取扱店や取り寄せ方法
・もくねんさんの特徴
・もくねんさんはどうやってできた
をまとめました。
もくねんさんの取扱店や取り寄せ方法
もくねんさん(木の粘土)を作ったのは
東京都葛飾区にある北星鉛筆。
かわいい建物ですね。
昭和26年に設立され、従業員が28名の小さな鉛筆工場です。
もくねんさんは、
この北星鉛筆の通販公式サイトから購入できます。
http://www.kitaboshi.co.jp/shop/netshop.cgi?view=0
またアマゾンや楽天でも取り扱っています。
取扱店は
東急ハンズや画材店などにもありますが、お店によるので
取り扱いがあるか確認してから行ったほうがいいです。
もくねんさんの特徴
もくねんさんで作られた作品がツイッターにありました。
今週の江口先生の落書きは…なんと立体物! #もくねんさん というおがくずねんどで作られた金魚草。鮮やかに咲き誇ってます! pic.twitter.com/MocBpvxjRT
— 「鬼灯の冷徹」公式アカウント (@hozukiofficial) April 14, 2020
とてもいい感じにできあがりますね。
もくねんさんは、いいところがいっぱいあります。
◎手にベトつかなくてまわりも汚さないです。
これはいいですね。
お子さんの工作にも手も、まわりも汚れないから
いい粘土だと思います。
◎粘土独特の臭いがなく、木の香りがする。
これもいいですね。
粘土の臭い、ちょっと苦手ですが、
木の香りだったら全然いいです。
◎乾燥後、木のような質感。
原料が木なので当たり前ですが、
粘土から木になるっていいですね。
◎乾燥後、切る・削る・穴あけ・ビス止め・接着など様々な加工が可能。
原料が木なので、乾燥したら当然木と同じ扱いができます。
粘土だとこうはいかないので、これもいいですね。
◎廃棄が簡単、燃えるゴミで処分できる。
原料が木なので、燃えるゴミが簡単に処分できるのもいいですね。
◎土に埋めれば微生物の分解力で土に還る
これも環境にやさしくていいですね。
いや~今までの粘土の常識を覆すすばらしい粘土です。
よくぞもくねんさんを開発してくれましたね。
もくねんさんはどうやってできた
小規模な老舗工場として鉛筆を作り続けていた北星鉛筆ですが、
鉛筆を作るときに発生する大量の木の削りカス。
鉛筆作りでは何と4割もの木材がゴミになるんですって。
その量はひと月にすると約5トン、
その廃棄料が年間約120万円もかかっていたそうです。
そこで、削りカスを何か商品に利用できないかと模索。
それが鉛筆の削りカスを使って作られた粘土
「もくねんさん!」
手や周りが汚れないし、
木のいい香りがするし、
乾くと木のような質感になるので、
粘土遊びができて、さらに味のある作品ができる
すばらしい商品です。
この商品で年間1,000万円の売上!
廃棄料がいらなくなりました。
もくねんさんはゴミを再利用している面で注目を集めてますが
エコなおもちゃということで、ミスタードーナツのグッズにも採用され、
一気に知名度が上がっています。
まとめ
廃棄していた鉛筆の削りかすからできた「もくねんさん」は、老舗の北星鉛筆が開発した商品ですが、廃棄物リサイクル、しかも環境にもやさしい画期的な商品で、年間1000万円も売り上げているとは、よくぞ考えたものと感心します。「もくねんさん」は、ネット通販で購入が可能です。お子さんの粘土細工にもいいし、大人が何か作品作りに使ってもいいですね。
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