山形の動く島は、山形県の中央部にある朝日町の浮島稲荷神社にあります。その境内にある「大沼」に浮かぶ大小60余りの小島が「大沼の浮島」と呼ばれていますが、その浮島が、不思議なことに風の向きや水の流れに関係なく動くというミステリー。1300年以上も信仰の対象になっている秘境ですが、どうして動くはいまだになぞらしいです。
そこで、
・大沼の浮島が動く理由を解明?
・大沼の浮島はどこにある
を調査しました。
大沼の浮島が動く理由を解明?!
まず「浮島」って何?
ということですが、
この大沼の場合は
沼のへりに生えていた葦の地下の茎や根っこが固まって
分離し湖面に浮いて島みたいになったものです
浮島稲荷神社の浮島は神聖なものなので、
地元住民は「お島様」と呼んでるようです。
以前は大小60個あまりあったそうですが、
現在は沈んだりして減って20~30個になっています。
大沼の浮島が動く動画をさっそく見てみましょう
確かに、浮島がゆっくり動いています。
沼の水が流れている感じはありませんが、
風に乗って動いているような感じもします。
しかし、風がなくても動くらしいし
風が吹いてくる方にも動くらしいので、
風が理由ではなさそう。
何より、そんな単純なことはすでに考え尽くされていて
1300年も謎になっているわけなので・・
風のあるなしに関わらず左に右に動き、
あるときは走るように動き
決して島同士がぶつかることもなく、
すれ違ったり一列に並んだり
その場でクルクルと回ったり、
その一方で、まったく動かないこともあり・・
風が強い日には大きく動きそうですが、
風を避けるように岸辺に移動していることが多いそうです。
まるで意思を持って動いているようなので
”神事”と言われています。
とはいえ、何かしら科学的な理由があるはずです。
地形に詳しい専門家の映像解析によると
「地下の湧き水により動いている可能性が高い」
といいます。
あるいは、沼の水の対流現象では・・
またこの沼には鯉がたくさんいるので、
鯉が浮島を動かしているのではないか?
という説もありますが、
訓練されていない鯉がはたして浮島を動かすようなことができるのか?
疑問です。
実際に科学的には検証されていない模様。
たぶん本格的に調査すればわかると思いますが、
原因不明でミステリーとして
「それは浮島の神業」としておいたほうが
夢があっていいのではと思います。
大沼の浮島へのアクセス
所在地:〒990-1305 山形県西村山郡朝日町大沼
山形市から車で1時間ほど。
山形自動車道の寒河江スマートICから約30分
実際に行った人の口コミです。
・ 浮島稲荷神社にある案内に従って坂道を下るとすぐに大沼が見えます。
沼は大層風情がありとても静かです。
沼の周りは遊歩道が整備され、静かに散策を楽しめます。
・案内の看板、散策路、休憩所が整備されているので、運動靴を履いていれば
問題なく行動できます。
・お手洗いは駐車場から神社へ降りてくる途中の一か所だけで沼周辺にはないので、
注意が必要です。
・浮島が動くのは早朝と夕方が多いそうで、昼間は動くものは何もない状況かも。
まとめ
山形の動く島は、山形県の中央部にある朝日町の浮島稲荷神社にある「大沼の浮島」です。浮島がなぜ動くかは諸説ありますが、科学的には解明されていません。無理に解明しない方が夢があっていいようにも思います。1300年以上も信仰の対象になっている場所なので、浮島が動くのは神事ということでいいと思います。動く場面を見られるかどうかは、まさしく神のみぞ知るですが、山形の方に行かれた際には訪ねられるといいと思います。
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