究極の透明な氷(単結晶氷)とはどんな氷?家庭で作れる?

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究極の透明な氷というのは、「単結晶氷」と呼ばれるモノで、ものすごく透明で硬くて解けにくい氷です。TV番組の「ガイアの夜明け」でも紹介されました。この氷、真夏の飲料水などに使ったらとても重宝しますね。でこの「単結晶氷」とはどういう氷か興味がわきます。そこで
・究極の透明な氷(単結晶氷)とはどんな氷?
・家庭で作れる?
をまとめました。

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究極の透明な氷(単結晶氷)とはどんな氷?

この究極の透明な氷である「単結晶氷」ってどんな氷?
って簡単に説明すると・・

まず普通の氷って、
水に空気や不純物が入ったりしてて、
水が凍ったときに、
水の分子が不規則に並んだ状態で凍ります。

それに対して
究極の氷は
水の分子が規則正しくならんで凍った氷です。

水分子がきれいに規則正しく並んでいるので、

まず、
◎とっても透明!

あと、イメージするとわかりますが、
水分子が規則正しくがっちりくっついているので
◎とても硬いわけです。

たとえばダイヤモンドなんかも
炭素分子が規則正しく並んでいるので
ものすごく硬い!

単結晶氷もとても硬いので溶けにくいわけです。

なので飲料水を冷やすためにこの氷を使うと
いつまでも氷が溶けなくて
水ぽくならないわけ

見た目も美しくて
不純物を含まないから
この氷で飲料水を冷やすと
たぶん普通の氷で冷やすより
何倍もおいしいと思います(たぶん)

是非とも使ってみたい氷ですね!

この氷を開発したのが、

屋根用金具を製造するサカタ製作所(新潟県長岡市)と
長岡技術科学大大学院の上村靖司教授(雪氷工学)です。

この氷の作り方は今までにない画期的な作り方のようで
製法特許まで取得しているということですから
すごい氷です。

何が画期的かというと
+2℃で水を凍らせてこの究極の氷を作っているということ。

水は0℃で凍るのは小学生でも知ってますが
+2℃で凍らせる?
とはどういうこと?

そこが特許みたいですが、
+2℃で凍らせると
不純物や不純物が作る気泡がどこかにいってしまって
きれいな氷の結晶になるらしいです。

+2℃で凍らせるためには水の熱を赤外線として
外に逃がして凍らせるらしいです。

まあ何だかよくわかりませんが、
是非この氷使ってみたいですね。

究極の透明な氷は家庭で作れる?

さすがに製法特許をとっている装置がないと
家庭では究極の透明な氷を作ることはできませんが、

家庭でもある程度透明な氷を作ることはできます。

それは、

一度沸騰させた水を使う
 一度沸騰させると、水の中の空気や不純物をある程度取り除く事が出来るので、
 ある程度透明な氷を作ることができます。

ゆっくり時間をかけて凍らせる
 ゆっくりと時間をかけて凍らせると、水の中に含まれる気泡が凍る途中で抜けるので
 それだけでもかなり透明な氷を作れます。
 実際家庭では、製氷皿の下にわりばしなどの熱伝導性の悪いものをしいて、
 製氷皿の熱 が奪われにくくすると凍る時間を遅くさせることができます。

ぜひやってみてください。

なお、この究極の氷をつくる装置を開発した「サカタ製作所」
究極のふわふわかき氷を作るかき氷器もつくっています。

サカタ製作所のかき氷器

「賞味期限は3分!
なめらかな口どけのかき氷は、
これまで食べたことがないような感動の食感!」

これは是非とも食べてみたい!!

TV番組でも紹介されていますが、
このかき氷器は業務用で100万もします。

そこで家庭でもふわふわのかき氷が食べられる
かき氷器を見つけました。

 

 

これはおいしそうですね。
値段も手頃なので、購入して使ってみたいと思います。

まとめ

究極の透明な氷は、単結晶氷水の分子が規則正しく並んでいる単結晶の氷です。透明度が高くて硬くて溶けにくいので、特に真夏の飲料水に使うととても重宝すると思います。
製法特許もとられた画期的な製法で作られています。家庭では、煮沸した水や製氷皿の下に割り箸をしくなどで、ある程度透明な氷を作ることはできます。

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