アマビエとアマビコの違いやルーツは?を詳しく解説

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新型コロナウイルスの感染拡大の中、疫病よけとされる妖怪「アマビエ」が人気になっていますね。また最近疫病よけで「アマビコ」という妖怪の名前も耳にします。NHKあさイチでも広島県三次市の「三次もののけミュージアム」のアマビコが紹介されました。そこで、
・アマビエとアマビコの違いやルーツは?
をまとめました。

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アマビエとアマビコの違いやルーツは?

アマビエとアマビコ。
どこが違って、どういうルールなのかをまとめました。

◆外見

外見の違いは明らかで、
同じ3本足ですが、

アマビエは「くちばしがある人魚のよう」ですが、
アマビコは「サルのよう」で、毛むくじゃらでほとんど体はなく、
顔から足が生えているように見えます。

どう見ても、アマビエの方がかわいらしいです。
アマビエは、アマビエを見た当時の役人が書き写したとされています。

『肥後国海中の怪(アマビエの図)』
出典:京都大学付属図書館 

次は、 広島県三次市の「三次もののけミュージアム」で、にわかに注目を
集めている疫病よけの妖怪「アマビコ」の絵です。

「アマビコの図」

出典:湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)蔵

◆予言

アマビエとアマビコのどちらも予言をしていますが、
微妙に違っています。

「アマビエ」が載ってる資料って、
実は江戸時代の瓦版に載ってる1例しかないんです。
それが、現在コロナ禍で、ものすごく有名になってしまいましたね。

1846年(弘化3年)発行のこの瓦版によると

「肥後国(熊本県)の海から毎晩、光り物が出る。
役人が行ってみると海中から姿を現し、
「私は海中に住むアマビエという者だ。
今年から6年間、諸国は豊作になる。
ただし、病がはやる。
すぐにでも私の姿を写して人々に見せなさい」

と告げたということです。

一方アマビコに関しては、
全国に複数の記録があるようです。
最古のものは
1843年(天保14年)の瓦版。
やはり「アマビコ」も同じように海から現れた妖怪で、
アマビコは次のように告げたといいます。
「私の姿を描き写せば無病長寿になる」と

明治初期にコレラが流行ったときには、
アマビコの護符が販売されるなど、
アマビコと疫病のつながりを伝えた記録も数多いようです。

※アマビエとアマビコの予言の微妙な違いですが、

・アマビエは豊作と病が流行るとの予言をしただけ、
「私の姿を描き写して見せなさい」と言っただけで、
 その結果がどうなる・・
 病が防げるとは言っていないんですね。

え~そうすると、「疫病よけ」かどうかわかないないということですか・・・・

・アマビコは「私の姿を描き写せば無病長寿になる」
 とはっきり言っています。

じゃあアマビコを書き写した方が、疫病よけになる!ということですか。

実は、「アマビエ」について瓦版ではアマビエの特徴の
半分しか伝えてなかったのでした。

残り半分は
模写した「アマビエの姿」を拝んだり、門口に貼れば
多くの人が死亡する悪病の大流行でも罹患することはない
ということでした。

残り半分は別の資料から確認されたようですが、
別な資料ではどれも「アマビコ」になっているので、
瓦版の「アマビエ」は書き間違いではないかと
というのが今では定説になっています。

アマビエもアマビコの一種ということですね。

つまり、アマビコでもアマビエでも、
その絵は疫病よけになる!
ということでした。

でもアマビエの方が有名になってしまったのはなぜでしょう。

アマビエは、疫病を予言した正体不明の妖怪でミステリアスで
ちょっとかわいい感じなので、
有名になってしまったのでしょうか。

アマビエが有名になったのは、
漫画家の水木しげるさんが、
1991年出版の「日本妖怪大全」(講談社)に載せたことが大きいようです。

でも、その本には、「アマビエ」ではなくて
何と「アマエビ」って載ってたそうで、
水木しげるファンの間では有名な話みたいです。

それは単なる誤植でした。
アマビエをアマエビと間違えるのですから
江戸時代の瓦版も、アマビコをアマビエと書き間違ったのは
大いに考えられますね。

また、サルのような外見のアマビコより、
ちょっと不思議な外見でかわいいアマビエの方が
ご利益がありそうな気はします。

アマビエ関係のグッズはとてもたくさんでていますね。
評判が高いものを紹介します。

 

 

まとめ

アマビエとアマビコの違いやルーツは?をまとめました。アマビエは、アマビコの書き間違いというのが定説のようで、アマビコが正しいようです。でもアマビエのミステリアスでかわいい形は、妖怪でも何かほっとさせてくれる感じがあるので、人気があるのではないかと思います。

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