「となりのトトロ」で描かれている風景・景色、心が癒やされてとってもいいですよね。となりのトトロの舞台、描かれている場所のモデルはどこなのか気になると思います。
そこで、
・となりのトトロの舞台(場所)となったモデルはどこ?
をまとめました。
となりのトトロの舞台(場所)のモデル
となりのトトロの舞台は、
昭和30年代の埼玉県所沢(ところざわ)と言われてます。
宮崎駿監督の知り合いの女の子が
「ところざわ」がうまく言えなくて
「とろろざわ」と言っていたことから
「トトロ」という名前が生まれた
と監督自身が語っています。
この所沢には「狭山丘陵」という丘陵が広がっていて
トトロの舞台のモデルになっています。
「狭山丘陵」とは
狭山丘陵は東京と埼玉にまたがってて、
東西約11㎞、南北約4㎞、面積約3000ヘクタールで広がる丘陵です。
豊かな緑に覆われ里山の景色が残り、今にもトトロが現れそうな雰囲気です。
劇中で出てくるような、ホタルや赤とんぼ、メダカなどが生息していて
今も子供たちの豊かな自然体験ができる場所が数多く残っています。
『となりのトトロ』の舞台となったことで
狭山丘陵は「トトロの森」という名でも呼ばれるようになっています。
丘陵内にはさまざまな散策路があるので、
自然の中でゆっくりと散歩を楽しむのにうってつけです。
狭山丘陵の散歩を楽しむには、
狭山丘陵の自然を楽しもう→https://www.sayamaparks.com/contents/tanoshimou.html
のサイトに詳しいので見てみてください。
なお、
狭山丘陵では、トトロの森として自然を残すために
「トトロのふるさと基金」という運動が始まっていて
市民や企業からの寄付で狭山丘陵の土地を
買い取ることが進められています。
この運動で
2020年3月時点で、全部で52箇所のトトロの森が誕生しています。
クロスケの家
トトロの映画と関連して
2004年、トトロのふるさと財団が取得した古民家です。
マックロクロスケが今にもでてきそうな雰囲気です。
周りを茶畑に囲まれ、
裏手には小川のせせらぎと竹林や屋敷林などがあり
とってもいい雰囲気です。
住所:埼玉県所沢市三ヶ島3丁目1169-1
クロスケの家の案内はこちら→http://www.totoro.or.jp/kurosuke/index.html
サツキとメイが引っ越してきた 「 マツゴウ 」
サツキとメイが引っ越してきた 「 マツゴウ 」という地名は
現在も所沢にあるので、それがモデルですね。
埼玉県所沢市大字松郷
松郷は所沢ICのそばで、道路や店や住宅が立ち並び
残念ながら映画の風景のような面影は今はないですね。
サツキとメイの家
これは狭山丘陵内ではありませんが、
「サツキとメイの家」が
愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内に忠実に再現されています。
予約制ですが、家の中の見学も可能です。
映画の風景そのままなので感激しますね。
サツキとメイの家の案内はこちら→
https://www.aichi-koen.com/moricoro/shisetsu/satsukitomei/
七国山病院
八国山緑地という雑木林が
狭山丘陵の東端にあるので
七国山というのはそこからとっていると思います。
サツキとメイのお母さんの病気はたぶん結核だと思います。
サツキとメイが住んでいた松郷から当時徒歩2~3時間だと
現在の
・清瀬の複十字病院
・東村山の新山手病院
が結核治療の系列の病院なので
七国山病院のモデルになっていると思います。
まとめ
となりのトトロの舞台(場所)となったモデルはどこ?をまとめました。となりのトトロの設定は昭和30年代の埼玉県所沢で、舞台は所沢周辺の狭山丘陵がモデルとなっています。サツキとメイが引っ越してきたマツゴウも、現在所沢市松郷として存在しています。七国山は、現在の八国山がモデルと思われます。
狭山丘陵では現在もトトロの森として自然を守るために寄付によって森の土地が購入され続けているので、将来はとなりのトトロのモデルとなった狭山丘陵の森はもっともっと広がると思います。
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