南杏子(医師・作家)の勤務先病院は?学歴や経歴がすごい!夫や家族は?

芸能人・著名人
スポンサーリンク

南杏子(医師・作家)の勤務先病院は?学歴や経歴がすごい!夫や家族は?をまとめました。

2021年5月公開の話題の映画「いのちの停車場」の原作は医師で作家の南杏子さん。
NHKの朝イチにも初出演されます。

医師で作家と聞いただけで、スーパーエリートのすごい女性では?と思いますが、経歴を見てみると30代で子育てしながら医学部に入学し直して医者になり、さらに55歳で小説家デビューと、何かものすごい人生を送ってる方です。

どういういきさつでそうなったのかとても興味がわきます。
そこで次のことをまとめました。

・南杏子さんが勤務している病院は?
・南杏子さんの学歴や経歴は?
・南杏子さんが医者になった理由は
・南杏子さんが作家になった理由は
・夫や家族は?

 

スポンサーリンク

南杏子さんの勤務している病院は?

南杏子さんが現在勤務している病院は、終末期の医療専門病院です。

それはどこかというと
東京都青梅市にある青梅慶友病院
病床数が736床もある大きな病院です。

南杏子さんは、この病院の20名ほどの医師のお一人として勤務されています。

患者さんは平均年齢が89歳という高齢者ばかり。
さらに担当している患者さんは9割くらいが認知症だといいます。

聞いただけでもとてもたいへんそう!って思いますが、南さんは大阪府医師会のインタビューで次のように語っています。

介護が必要な方も多いですが、死生観はそれぞれです。ご家族の考えも様々で、いろいろ話し合う機会を持てることに大きな魅力を感じています。(中略)
私の中では、すべてやりたくてしていることなので苦労は特に感じていません。もちろん時間に追われるという大変さはありますが、やらせてもらえていることへの感謝の気持ちの方が強いです。

出典:大阪府医師会府医ニュースhttps://www.osaka.med.or.jp/doctor/doctor-news-detail?no=20210106-2951-6&dir=2020

南さんにとってはほんとに好きなお仕事なので、苦労ではないんですね。

高齢者の医療はいろいろ問題点がありますが、この病院ではできるだけ高齢者にやさしい
医療を行っているようです。

たとえば、高齢者には色々な検査自体が負担で、薬も少ないに越したことはないですが、
この病院では不要なチューブや検査や薬をできるだけ少なくしています。

また、高齢者の介護では看護や医療が十分なかったり、逆に医療機関では介護が十分で
なかったりしますが、この病院では看護・介護・医療が同じように行われています。

さらに高齢者を単なるお年寄りではなくて、それまでの人生経験や個性も尊重した医療が提供されています。

これから高齢者がますます増える日本社会では、こんな病院がどんどん増えてほしいと
思います。

南杏子さんの学歴や経歴は?

南杏子さんは1961年徳島県徳島市の生まれ
2021年は、ちょうど60歳の還暦ですね。

出典:医療維新インタビュー記事
https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/841637/

最初から医者を目指していたわけではなくて、その経歴がユニークというかすごいので紹介します。

大学は、日本女子大学家政学部被服学科卒業しています。
大学卒業後は編集プロダクションや出版社で働き、25歳で結婚。

このへんまでは普通ですが、その後人生が大きく転換してきます。

ご主人の転勤でイギリスへ移住して、31歳でイギリスで長女を出産。
慣れない海外での生活や出産はとてもたいへんだったと思います。

そして帰国後の33歳、長女が2歳の時に、何と東海大学医学部に入学します。

これがものすごく驚きの行動です。
医学部入学だけでのたいへんなのに、しかも2歳の幼児の子育て中に・・
普通の感覚なら33歳で子どもがいて医学部に入学って・・考えませんよね。

子育て、家事、学業と・・
どうやってこなしたのでしょうか?

実際に入学した医学部の勉強はとてもおもしろかったようで、通学には往復5時間も
かかったようですが、「ようやく自分を生かせる道が見つかった」って充実した日々だったみたいです。

そして医学部を無事に卒業して、東京都内の大学病院老年内科などで勤務します。

でも今度はご主人の転勤に伴ってスイスへ転居。
スイスでは、医療福祉互助会顧問医などを務めています。

海外で医者として働くのも、日本と環境が違うのでとてもたいへんだったと思います。

帰国後は都内の終末期医療専門病院で仕事を続けています。

以上が南さんの経歴・・

ではありませんでした。

その何と小説の執筆にはまり、
2016年55歳のときに、終末期医療や在宅医療をテーマとした『サイレント・ブレス』で小説家としてデビューします。

もう、南さんの経歴には開いた口がふさがりません。

こんなユニークで自由でパワフルな生き方ってあるんですね。

そこで、どうして30代の子育て中に医者になろうと思ったかが気になりますよね。
そのへんのインタビュー記事があるので載せさせてもらいます。

南杏子さんはなぜ医者になったか?

これは医療専門サイト医療維新の掲載された、南さんがどうして医者になったかのインタビュー記事にありました。です。

編集者として勤めていた時に育児雑誌を担当していて、乳児の病気や小児科の先生を取材する機会がよくありました。ところが、雑誌のイベントで母親の集まりに行って育児相談を受けても、医学的な質問に答えきれなかった。記事を書いていても勉強しきれていない部分があって、もっとちゃんとお母さんたちに応えられる人間になりたいなと思っていました。 出典:医療維新専門サイト
https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/841637/

 

イギリスで子育てをする中で、頻繁に医師に会うことは難しい環境だったので、自分でいろいろな医療関係の本を取り寄せて勉強したり、趣味だったアロマセラピーの学校に通う中で解剖学や生理学を勉強してとても楽しかったので、帰国したら医学を本格的に勉強したいなという気持ちが温まっていきました。
出典:医療維新専門サイト
https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/841637/

 

こういう動機があっても、普通なら医学部に入学し直すして医者にまでなろうとは思わないと思いますが、南さんのパワーと行動力がスゴイ!です。

あとイギリスでは、35歳でも普通に大学生になる人がいるみたいで、日本の常識にとらわれずに、そういう生き方もあるんだと南さんが気付かされたこともあるようです。

さらに南さんは医者だけでは足りず、小説家になるわけですが、その動機が知りたいですよね。

小説家になったきっかけが次です。

南杏子さんはなぜ小説家になったのか?

南さんは医者の仕事をしながら、ご主人に伴って小説教室に通い始めます。

最初から小説家になりたかったわけではなかったのです。
すでにお医者さんですから、あらたに小説家にならなくてもですものね。

しかし、小説教室に通うようになって小説にはまります。

作家の五十嵐貴久さんら講師のもとで小説の実践を学びます。

そして2016年、大学時代に寝たきりの祖父を家で看取った介護体験や医者として多くの死を見てきた体験をもとに、終末期医療や在宅医療を題材とした『サイレント・ブレス』で小説家としてデビューします。

介護の実体験と医者としての実体験がベースになっている小説ですから、リアリティーが
半端ないと思います。ぜひ読んでみて下さい。

2018年にはモンスターペイシェントを題材に患者と医師の信頼関係を描いた第2作『ディア・ペイシェント』を発表してます。
これも興味深い作品です。是非読んでみて下さい。

そして2020年5月、2021年に公開の映画「いのちの停車場」の原作を発表しています。

主演が吉永小百合さん、松坂桃李さんや広瀬すずさんらの若手も出演していてとても興味深い映画です。

映画『いのちの停車場』本予告1

是非原作も読んでみて下さい。

南さんの夫や家族は?

南さんのご主人の詳しい仕事内容はわかりませんが、国内転勤だけでなく、イギリスやスイスといった海外にも転勤のある仕事なので、どこかの大手企業でしょうか。

ご主人の海外転勤が南さんの視野を広げ、30過ぎてからの医学部に入学という大胆な行動のきっかけになったことは確かです。

また、小説家になったのもご主人が小説教室に通い出したことがきっかけですので、南さんのユニークな生き方にはご主人の影響がとっても大きいですね。

南さんにはイギリスで出産された娘さんがいますが、娘さんも医者で、昨年研修医に
なったそうです。娘さんには南さんの影響がとても大きいですね。

もしかしたら、娘さんも医者で小説家になるかもしれません。

南杏子(医師・作家)の勤務先病院は?学歴や経歴がすごい! 夫や家族はのまとめ

医師で作家の南杏子さんの「南杏子さんが勤務している病院は?」「学歴や経歴は?」「医者になった理由は」「作家になった理由は」「夫や家族は」をまとめました。

南杏子さんは30代で子育てしながら医学部に入学し直して医者になり、さらに55歳で小説家デビューとすごい人生を送ってる方でしたね。

南さんは興味をもったことを追求していくうちに医者や作家になられたように思いますが、その柔軟な考え、行動力、パワーは見習うべきものがありますね。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました