上原淳さんは救急専門クリニックの医師ですが、何と個人で開業された方です。
現在高齢化や新型コロナの影響で、救急外来のニーズは増えていると思いますが、上原医師がどんな方なのか興味がわきます。クロスロードや逆転人生にも出演されました。
そこで上原医師の
・大学や経歴は?
・年収は?
・ラリードライバーなの?
をまとめました。
#上原淳 先生・・・先生の顔を見たことがまだ無い(≧∇≦)
録画しよ! pic.twitter.com/mq2QIhBHuR— ぴよ(北海道のおばちゃん) (@sqwu3WqAGs6yt4N) July 11, 2020
大学や経歴は?
上原淳(うえはら じゅん)医師は
1963年9月4日生まれ
東京都中央区の出身です。
血液型:О型
小学校は「市川市立宮田小学校」ですが、
上原淳さんは一人っ子で父親が高齢だったので
千葉県市川市で本屋を営む「育ての親」に
預けられていたためのようです。
毎日、店番や配達を手伝っていたそうです。
中高は、私立開成中学校、私立開成高校
開成に入学した頃は
特に目標もなかったようですが、
預けられていた本屋でいろいろな本を読んでいるうちに
次第に医師になる決意を固めて医学部を受験しました。
1983年に産業医科大学入学してます。
産業医科大学は北九州市にある私立大学で
特に産業医を養成を目的として設立されています。
6年間の学費はおよそ3000万円!ですが、
この大学は、
学費から国立大学の入学金と授業料に相当する額を引いた残りは
卒業後に9~11年間指定された機関で働くと
免除される制度があります。
上原先生もこの制度を使ったかもしれません。
1989年医師国家試験に合格して、
最初は「麻酔科医」として、
産業医科大学病院、
門司労災病院(現・九州労災病院門司メディカルセンター)、
九州厚生年金病院(現・九州病院)、
福岡市立こども病院・感染症センターなどに勤務します。
救急担当医としては1998年から
九州厚生年金病院に勤務されています。
2001年に
埼玉医科大学総合医療センター高度救命救急センター勤務。
2009年同センター講師。
2010年7月に国内初の
個人で、川越救急クリニックを開業してます。
埼玉県は人口10万人対する医師の数が
169人(全国平均は250人くらい)で
最下位で、救急病院は年々減っています。
そんな事情があるので埼玉県で開業されたのかもしれません。
川越救急クリニックは普通の病院とは違い
夜間休日にスポットを当てて営業しています。
それは救急救命での長い経験から
夜間休日の「救急車の受け入れ拒否」を
少しでも少なくしたいという願いからのようです。
しかし、個人で「川越救急クリニック」を開業するのはたいへんだったようで、
・保健所から開業許可が下りない
・医師会からの入会拒否される
・埼玉県からの救急告示を拒否される
など様々な逆風の中で何とか開業を実現してます。
その行動力にはほんとうに感服しますね。
川越救急クリニック
住所:〒350-0001 埼玉県川越市古谷上1116-1
電話番号:049-293-5877
診察日:月火水木金土日
診察時間:16:00〜22:00
年収は?
川越救急クリニック開業時に
5億円から6億円の借金をしたようで、
現在も麻酔医として別の病院でアルバイトをしてるようです。
50代の麻酔医の平均年収は1000万円~2300万円くらいですが、
個人経営の上原先生は借金返済もあり、
月収は20万ぐらいだそうです。
ラリードライバーなの?
上原先生、
実は「ラリードライバー」でもある
という異色のお医者さんです。
どうしてラリードライバーになったかですが、
北九州市の大学に通うには
車がないと非常に不便だったので、
いとこからオンボロ中古車に譲り受けましたが、
すぐに壊れてしまってました。
修理するお金もないので
運転技術でカバーしていくうちに
いつの間にか運転技術が上達して
大学5年のとき仲間と共に自動車ラリーに挑戦します。
九州の大会に出場するといきなり優勝!
1年目に九州ジュニアチャンピオン
2年目に九州チャンピオンを獲得すると、
スポンサーもつくようになったとのこと。
大学を卒業して医師になるか
プロドライバーになろうかと本気で悩んだそうです。
ラリーの本場であるヨーロッパでは、
ラリードライバーは医師より稼げるそうですが、
日本ではスポンサーがついてもそれだけでは生活できないし、
親が嘆くとも思ってプロドライバーは断念し
医師になったとのこと。
一般市民としては
(私は埼玉県民ですし)
上原先生のような救命救急のお医者さんになっていただいて
ありがたいです。
最後に上原先生が書いたオススメの書籍があるので、是非読んでみて下さい。
「日本初の個人救急病院院長が診断! 救急で死ぬ人、命拾いする人」
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まとめ
上原医師の「大学や経歴は?」「年収は?」「ラリードライバーなの?」をまとめました。
高齢化や新型コロナ禍で救急外来はとても必要とされていますが、とても不足している現状です。上原先生は様々な逆境を乗り越えて、個人で救急専門のクリニックを開業して経営されているお医者さんで、本当に尊敬すべき方です。ラリードライバーとしての経験もあるのでとてもアグレッシブな行動をされているのかもしれません。今後もご自身の健康にも気をつけてますますのご活躍をお祈りしたします。
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